
映像や音声のデータを小さくまとめることを圧縮といいます。圧縮したデータを元に戻すことを、展開・解凍・伸長といいます。
圧縮の方法には大きく分けて、可逆圧縮と非可逆圧縮の2つがあります。
非可逆圧縮の代表的なものにJPEGやMPEGがあります。
暗電流とは、光がまったくない状態(レンズをふさいだ時)に流れる撮像素子の信号電流。暗電流はノイズとなり、CMOSセンサーの画質低下の原因になります。このため、CMOSセンサーの画質確保のためには、暗電流の低減が必要になってきます。
この電流は通常、熱励起によって光センサーに発生します。光センサーを冷却することで弱めることができます。反対に、光センサーの温度が上昇すると、暗電流が増加します。
レンズの屈折率と分散率が色の波長によって異なるため、白色光を通すと、屈折率の高い紫はレンズ側に、屈折率の低い赤はレンズから遠くに焦点を結ぶ。これは、どのレンズでも程度の差はあるが起きる現象で色収差という。
色収差には波長によって光軸上の焦点位置が異なる「軸上色収差」と特に画面周辺部で波長の差が像倍率の違いとなって現れる「倍率色収差」がある。
炎の色が温度によって変わるように温度と色は密接な関係にある。これを表すのが色温度で、単位はK(ケルビン)。人の目は順応性が高く、光源が異なっても白は白と感じるが、監視カメラは順応性がないので、被写体の色は光源によって異なる。その為白を片寄りのない色に調整するホワイトバランス(後述)の補正が必要となる。
防犯カメラやテレビの分野でいう色温度とは、白の調子に当てはめたホワイトバランスの事で、基準の白の色温度は約6500K(ケルビン)である。
防犯カメラからの映像部分の出力信号。世界標準では3種類に分けられる。(カラーでは、NTSC・PAL・SECAM)
一般的には色信号、輝度信号、水平・垂直同期信号、カラーバースト(色基準)信号を1つの信号に合成した複合映像信号(コンポジット信号)が使用されます。
また、接続端子別でも3種類の接続方式がある。
映像信号を入力する端子。防犯カメラでは以下の信号が使われることが多い。
・コンポジット信号端子(複合映像信号)
一般的な、黄・赤・白の接続端子(映像のみは黄色端子のみ)。
・Y/C信号端子
S端子(丸型4ピンコネクター)で接続するタイプ。
・RGB信号端子
ハイビジョンにも対応している接続端子。緑[Y]・青[Cb/Pb]・赤[Cr/Pr]の3つの端子のあるコネクタ。
現在の防犯カメラでは、テレビのハイビジョンのような映像は期待されていないため、ほとんどのカメラは、コンポジット信号(黄・赤・白)のタイプで接続されている。
S端子は、ごく一部のカメラのみ使われているだけで、RGB端子は一部のレコーダーで搭載されているのみである。
防犯カメラの映像信号を、モニターなどにつなぐための接続用端子のこと。端子の形状により2種類の形状がありそれぞれ、BNC・RCAと呼ばれるものがある。
RCAコネクタは、古くからテレビやビデオなどに使われる黄・赤・白のコネクタで、ほとんどのビデオやテレビに使われている端子。
BNCコネクタは、業務用の機器によく使われる形で、差し込んでひねるタイプ。周波数特性が非常に良く、簡単に抜けない構造で、業務用では良く使われている端子。
ケーブルとカメラの端子が合わない場合でも、RCAとBNCを変換できるものが販売されています。
被写体の照度変化に合わせてレンズに取り込む光の量を調整するレンズ絞りのこと。
通常は複数の薄い羽根で構成され、ほぼ円形に縮まることにより透過する光量を減らします。明るい時は小さくなり受ける光量を制御、暗いときは大きくしてより多くの光量を取り込もうとします。CCDカメラレンズも同じ原理で明るさを調整します。
これを手動で行う”マニュアルアイリス”と、自動で行う”オートアイリス”があります。一般的な防犯カメラでは、明るさが一定の場合や電子シャッターを使用するときは手動絞り(マニュアルアイリス)を使用し、50Hz地域のフリッカー対策や時間によって明るさが変化するような場所には自動絞り(オートアイリス)を使用する。
この値を、F値で表し数値が小さいほどレンズの入射光量が多いものになる。
防犯カメラの撮影できる限界(有効画素数)のサイズ全てを画面に表示させる設定。
通常、モニターに表示させる場合は周囲10%程度をカットし、
画面周囲に多く発生するノイズや画面のゆがみをカットしている。
このカットをやめ、映した全ての映像を表示させる機能をアンダースキャン機能といいます。
これにより、撮影範囲が10%程度広がるが、ノイズが入ったり、画面の端が歪むという欠点がある。
通常の撮影ではノイズなどをカットしたオーバースキャン方式で表示させるほうが多い。
ワイヤレスカメラに使われるアンテナの種類は大まかに3種類がある。
フレキシブル→弾性があり、強い衝撃や力が加わっても折れにくくなったアンテナ。
ホイップ(ロッド)→古いラジオなどに使われる、伸び縮みするアンテナ。
ダイポール→ケーブルの先(給電点)に2本の直線状の導線(エレメント)を左右対称につけたアンテナである。
ホイップアンテナは、携帯電話や車載用のアンテナに多く使われるタイプで、単一型とも呼ばれ、無指向性アンテナでどの方向に対しても均等な感度を持っています。
イメージインテンシファイア(II管)とは、イメージ倍増管などと呼ばれ、月や星の明かり程度でも撮影ができるように、微弱な明かりを検知し、数千〜数万倍に増幅することで、暗い中でもはっきりした映像として録画することができる。
主に、暗視カメラや高感度カメラと呼ばれるカメラに搭載されています。
入力される光は、目に見える光、赤外線とも増幅作用があり、カラーカメラ、赤外線カメラどちらにも増幅効果があるのが特徴。
カメラで撮影した映像を切り取るためのCCDの大きさにより切り取れる画像のサイズ。
レンズを通った映像はレンズの形のまま、つまり円形をしています。これを、イメージサークルと呼びます。
このイメージサークルをCCDなどで映像信号に変えるときにCCDの形、つまり四角形が映像信号に変えられます。このときの映像信号に変える大きさをイメージサイズと呼びます。
インターレースとも呼ばれる、CCDに結像した画像を読み出す際の走査方式の1つ。目で見たときの画像のちらつきを少なくする目的で、家庭用テレビの標準的な規格、また、防犯カメラでも同じ方式が使われている。
標準に採用された当時は、技術面の限界から、下のほうを表示する間に、上のほうの光が弱くなる現象が発生しやすかったという背景がある。
左上からスキャンし右端まで行くと1行飛び越してその下の行の読み出しを行う。奇数ラインばかり読み出した画像を奇数フィールド、偶数ラインばかり読み出した画像を偶数フィールドと呼び、この2つのフィールドを合わせて1画面の情報(フレーム)となる。2つのフィールドで1つのフレームとなるため特に2:1インターレース方式と呼ぶこともある。
カメラレンズの倍率を上げるためのオプション。レンズとカメラの間に付けて焦点距離を長くする光学系ズームの一種。焦点距離が長くなるとその分遠距離の被写体を大きく見ることができる。
例えば16倍ズームに2倍のエクステンダーを使うと32倍ズームレンズとして使う事が可能となる。ただし、レンズのF値も増加し暗くなって、解像度も低下するというデメリットがあります。
マザーツール社製の防犯カメラに搭載されている機能。対向車のヘッドライトなど、一部分のみ明るすぎる場合にカメラが判断して明るさを抑える機能。逆光補正では対応しきれないほどの光でも効果を発揮する便利な機能。
車載用カメラで対向車を撮影したり、道路の監視などで自動車を正面から撮影するときに、この機能があるとナンバープレートをしっかり記録ができる。
ディスプレイの設定画面を画面に表示して操作する機能。コンピュータの出力した画面の上に重ねて表示され、ディスプレイ本体の前面や側面などに配されたボタンで操作する。
昔のディスプレイは本体側面などに調整項目に対応したつまみが並んでおり、これを操作して調整を行なっていた。
オンスクリーンディスプレイを搭載したディスプレイでは、本体には上下ボタン、選択ボタン、決定ボタンなどいくつかのボタンのみが置かれ、画面に出現する設定画面を操作して調整を行なう。
部品点数を減らしてコストを削減できるほか、入力周波数や色温度の設定など複雑な調整も可能になった。
被写体の明るさによってレンズの絞り(アイリス)を自動で絞る機構のこと。この入光量を適切に合わせないと、映像が真っ白になったり、真っ黒になり映像を見ることが出来なくなってしまいます。屋内の窓際やマンション、店舗の出入口等の朝夕の日差しが入り込むところの監視には最適です。
コントロールの仕方でDC駆動とビデオ駆動の2つの方式がある。
通称オート・フォーカス。被写体に自動的にフォーカス(ピント)を合わせて、はっきりと撮影するための機能。 防犯カメラでは、プリセットドームカメラに多く搭載されている。 大まかに分けて以下の二つに分類される。
人の目は無意識に調整していますが、撮影時の光源の違いで、撮影した映像が目で見たときと違って映ることがあります。そのときの色の誤差を自動的に修正してくれる機能。
オートホワイトバランスを使用すると、どんな光源下でも昼間の太陽光での撮影に近い自然な色に見えるように自動で修正してくれます。ただ、夕方などの撮影では赤色を修正しようとしたり、人間の修正したい映像と機械の判断では、異なる点もあるようです。
カメラの映像信号では、撮影画像の端のほうにノイズや歪み等が発生する。そのため、周辺の10%程度をカットして表示する方法をオーバースキャンといいます。
一般的なテレビでは、この表示方式に設定されていて、10%カットした映像が映し出される。この方式により、画面のゆがみや映像信号のノイズがほとんどカットされている。
カットしないで全てを表示する方式をアンダースキャン方式と言います。
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